(ふくしま主のあしあと教会とのオンラインによる合同礼拝)
マルコによる福音書2 章1-12 節
「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい。」その人は起き上がり、すぐに床を担いで、皆の見ている前を出て行った。(マルコ 2:11-12)
主の御名を賛美します。日頃より、私たち福島主のあしあと教会を覚えて、お支えとお祈りを心より感謝します。そして今日、この合同礼拝で市川八幡教会の皆さまとご一緒に主を賛美し、み言葉の恵みを分ちあう時を得たことにも感謝です。
昨年より私たちは、不思議な導きのもと、仮会堂での「主日礼拝」と「祈祷会」を続けることが出来ています。コロナ危機で、時間短縮の礼拝ですが、それでも一緒に集い、賛美し、祈ることが出来る恵みに感謝でいっぱいです。そのような中で、「会堂・牧師館建築」も進んでいます。コロナ危機やロシア・ウクライナ戦争による建築費の高騰、資材不足等に直面していますが、祈りと思いが図面として具体的な形になっています。構造計算が済み、近々図面に基づく見積もりが出てきます。また木造建築での資材不足も、福島県産材を使うことになり、これから必要樹木の伐採・乾燥・製材ということになります。建築委員会が組織され、協議が重ねられて、遅くとも今年のクリスマスまでには「会堂・牧師館」が建ち上がる計画となっています。この建築計画と建築委員会の働きのためにお祈りください。
子どもたちはずいぶん大きくなりました。今春、二人が高校を卒業し、内一人は県外の大学に進学して福島を離れます。4 月からの子どもたちの構成は、中学2 年生が一人、中学3年生が二人、高校1年生が二人、高校3年生が三人となります。どうぞ子どもたちのこれからの歩みに、主によって大きな恵みの世界が開かれるように、またその家庭にも守りと支えがあるようにお祈りください。
2022 年度のあしあと教会は、「主に聞き、主に期待して、共に主の業に加わる」という宣教主題を掲げ、イザヤ書42章9節の聖書を基に活動を続けてきました。来るべき2023年度は、いよいよ新しい拠点での新しい歩みが始まる年度です。私たちは新しい拠点での、新しい活動にワクワクしています。どうぞ引き続き、主にあるお交わり、お祈りをいただけましたら嬉しいです。私たちはこれからも、主を中心に、主を見上げ、主に聞き、主に期待して歩んで参ります。
市川八幡教会の皆さまに、感謝と共に心からイエスさまの祝福をお祈りいたします。『見よ、初めのことは成就した。新しいことをわたしはつげよう。それが芽生えてくる前に、わたしはあなたたちにそれを聞かせよう。』(イザヤ42:9) (大島博幸)