故小崎登明さんの願い

「沢山の人が、親が、子が、愛する人が殺されたのだ。このバクダンを二度と、繰り返させないためには、『ダメだ、ダメだ』と言い続ける。核廃絶を叫び続ける」

去る8月9日の長崎原爆記念式典の中で、田上市長が「平和宣言」の中に引用された小崎登明さん。長崎市の聖母の騎士修道院で神さまに仕えながら、50年間「原爆の語り部」として働かれました。去る4月に93歳で天に召されるまで、毎日、手記を残されブログに発信されていました。吉髙牧師も長崎訪問の際に修道院を訪れた際に、暖かく接していただきました。膵臓がんと闘いながら、いのちと信仰を見つめた手記『長崎のカトリック修道士 ホスピス病棟で今日も祈る』は、飾りを捨てた神と平和と自分との対話の言葉に満ちています。

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